資産を着実に増やすために今できること

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目次

支出(固定費)の見直し

保険の見直し(必要な保険)

保険は万が一に備えて加入するものです。

まずは、必要な保険に加入しているかチェックしましょう。

必要な保険について代表的なものを記載します。

  • 生命保険(掛け捨ての死亡保険)
  • 団体信用生命保険
  • 火災保険
  • 自動車保険

生命保険(掛け捨ての定期死亡保険)

加入が必要な方 … 稼ぎ頭(夫、妻)が亡くなり、残った家族が生活できない場合

遺族年金だけでは生活が難しい場合は「掛け捨ての死亡保険(65歳までの定期)」に加入をしていた方が安全です。

独身の方は加入不要です。

i保険(あいほけん)」のような比較サイトなどで見積をしてみることをオススメします。

団体信用生命保険

加入が必要な方 … 住宅ローンを借りている方

ほとんどの方は加入されているかと思います。

借入をしている方が亡くなった場合に住宅ローンの支払いが不要になります。

契約内容にもよりますが、がんになった場合に住宅ローンの支払いが半分または全額不要になることもあります。

火災保険

加入が必要な方 … 基本的にすべての方

火事になった際に支払われる保険ですが、隣の家が火事になって自宅が延焼しても、重大な過失がない場合は賠償請求できないため、加入が必須です。

「インズウェブ」のような比較サイトなどで見積をしてみることをオススメします。

任意の自動車保険

加入が必要な方 … 車を持っている方

自動車保険については、「対人・対物」を無制限にしておくだけでかまいません。

※車両保険は割高であるため不要です。

「インズウェブ」のような比較サイトなどで見積をしてみることをオススメします。

保険の見直し(不要な保険)

保険は万が一に備えて加入するものではありますが、国の公的制度で充分に守ってくれる部分があります。

不要な保険に加入していないかチェックしましょう。

不要な保険は、種類をわけると以下のような保険です。

  • 将来お金が戻ってくる保険(学資保険、年金保険、養老保険など)
  • 一部の掛け捨ての保険(医療保険、がん保険、就業不能保険など)

将来お金が戻ってくる保険(学資保険、年金保険、養老保険など)について

投資信託や高配当株で資産運用をした方が、トータルリターンが高いため不要です。

保険会社は保険料を運用し、運用で得た利益から、従業員の給料、広告費、店舗費用などを支払います。

残ったお金で契約者に満期金を支払いますので、もらえる金額は非常に少ないのです。

例えば、学資保険などは返礼率が高い保険会社だと105%程度です。

子供が0歳の時に加入し、総額100万円の保険料を払うと、子供が18歳の時に105万円が満期金として受け取れます。

18年で『5万円』しか増えていないのです。

夫が亡くなった場合には、保険料の支払が不要になるメリットはありますが、学資保険ではなく生命保険(死亡保険)に入ればよいのです。

上記のような保険に加入している場合、満期が近くないのであれば解約して資産運用に回しましょう。

解約すると損失が出てしまいますが、資産運用に回した方が理論上トータルリターンは高いです。

一部の掛け捨ての保険(医療保険、がん保険、就業不能保険など)について

国の公的制度でカバーされているものが多数ありますので、不要です。

病気になった場合 … 高額療養費制度を使えば、月額の医療費は上限が決められています。

※例えば、年収500万であれば、高額な支払が発生しても月額8万程度の支払で済みます。(2025年4月時点)

稼ぎ頭が亡くなった場合 … 遺族年金が入ります。

稼ぎ頭が障害を負った場合 … 障害年金が入ります。(障害の等級によります。)

余計な心配に対して保険料払って安心するのではなく、投資に回して自己資金を増やすことに注力すべきです

「ぜいたく」について

節制ばかりしていては、つまらない毎日になってしまいますので、適度なぜいたくは必要です。

予算を決めた中で「お金を使う計画」を立てるようにしましょう。

以下に例を記載します。

  • 旅行
  • 趣味
  • ぜいたく品の購入

旅行

1年 or 2年に1回〇〇万円までと自身で決めた範囲を超えないように旅行するようにしましょう。

個人的には「高級品の購入」より良いお金の使い方だと考えています。

友人と言った海外旅行など10年経っても、思い出としてまた同じ話で酒が飲めます。

趣味

旅行と同じように1年に○○万円までと自身で決めた範囲でお金を使いましょう。

個人で楽しむ趣味でもよいですし、歳を重ねてくると新しい友人を作るのが難しくなりますので、新しいコミュニティに参加するなども検討するとよいです。

ぜいたく品の購入(ブランド品など)

「ぜいたく品」だとわかって許容できる金額で買うのは問題ありません。

旅行などと同様に1年で〇〇万円までと自身で決めた範囲を超えないでください。

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